心電計・超音波診断装置などを用いて患者さまの体を直接調べる検査です。
※ 患者誤確認防止のため、氏名を名乗って頂き、ご本人確認を行っております。ご理解、ご協力をお願い致します。

• 心電図検査
• ホルター心電図検査
• 呼吸機能検査
• 脳波検査
• 腹部超音波検査
• 心臓超音波検査
• 頸動脈超音波検査
• 下肢静脈超音波検査

患者さまの体から採取した血液や尿などの成分や細胞の形、数などを調べる検査です。
院内で測定を行っている項目に加え、様々な検査に外注対応しております。
※ 食事によって大きな影響を受ける検査項目があります。担当医または、スタッフに検査前の食事の可否をご確認下さい。

• 生化学自動分析装置
• 血液ガス分析装置
• 全自動血球計数器
• 尿自動分析装置
• 尿素呼気試験

輸血副作用を防止する為に血液型検査、不規則抗体スクリーニング、交差適合試験（輸血血液と患者さまの血液との適合試験）などを実施しています。

• 心電図検査

  心臓から流れる電気信号を体の表面から記録する検査です。不整脈・心筋梗塞・狭心症などの心疾患を調べます。

  検査説明

  上着、厚手の服は脱ぎ、薄手のシャツ1枚になって頂きます。
  両手首・両足首・胸が出るように服をめくり上げ、ベッドに仰向けに寝て頂きます。
  両手首・両足首・胸に電極を付けて検査を行います。

  検査時間

  約5分（ただし、医師の指示により長めに記録することがあります。）

  注意事項

  • 胸を出しやすい服装でご来院下さい。（ワンピース等の上下がつながった服はご遠慮下さい。）
  • 両手首・両足首に電極を付けますので、脱ぎやすい靴や靴下でご来院下さい。（ストッキング、タイツ等はご遠慮下さい。）
  • 胸に電極の跡が付きますが、自然に消えます。
  • 患者さまの状態により、お呼びする順番が前後する場合がありますがご了承下さい。

• ホルター心電図検査

  小型の記録器を体に装着し、24時間連続で日常生活の心電図を記録する検査です。不整脈がどの程度出ているかや、狭心症の発作時の心電図をとらえることができます。

  検査説明

  胸が出るように服をめくり上げて、シール型の電極を胸に貼り付け24時間記録します。電極を接続した記録器はポーチに入れ腰に装着します。翌日、器械を取り外します。

  検査時間

  取り付け：約15～30分
  取り外し：翌日約10分（2日間続けて来院して頂きます。)

  注意事項

  • 胸を出しやすい服装でご来院下さい。（ワンピース等の上下がつながった服はご遠慮下さい。）
  • 電極が見える可能性がありますので、襟元が大きく開いた服は避けることをお勧めします。
  • 行動の記録を記入して頂くので、時計など時刻が分かるもの、筆記具、必要な方は眼鏡をご持参下さい。
  • 胸にテープを貼るため、人によっては肌がかぶれる場合があります。
  • 検査中の入浴及びシャワーを浴びることは出来ません。
  • 電気毛布、電気マットは使用できません。
  • 検査開始時間が多少前後する場合がありますがご了承下さい。

• 呼吸機能検査

  口から出入りする空気の量などを測定して、肺の働きを調べる検査です。喫煙、咳や痰が出る、息切れをする方やCOPD（慢性閉塞性肺疾患）などの呼吸器疾患や手術前の方などに行います。

  検査説明

  測定器を使い、息を吸ったり吐いたりして検査します。検査時、鼻はノーズクリップでつまみ、マウスピースを口でくわえて頂きます。※ マウスピースはお一人様ずつ使い捨てです。

  検査時間

  約20分

  注意事項

  • 入れ歯をされている方は、はずして頂くことがありますので、可能であれば入れ歯入れをご持参下さい。
  • コルセットなど締め付けるような着衣は緩めて頂くことがあります。
  • お食事の制限はありませんが、お食事直後は出来るだけお避け下さい。
  • 検査開始時間が多少前後する場合がありますがご了承下さい。

• 脳波検査

  脳の活動時に発生した、微弱な電気信号を波形化したものを記録します。意識障害や、脳腫瘍、てんかんなどの診断に有用です。

  検査説明

  ベッドに仰向けに寝て頂き、電極のついたキャップを装着して検査します。
  検査中は安静にして頂きます。記録中に眼の開閉、連続した深呼吸、光の刺激を行います。

  検査時間

  約60分

  注意事項

  • 頭髪は洗って髪には何も付けずにご来院下さい。
  • ヘアゴム、ヘアピン、ヘアネット、ピアスなどは検査時にはずして頂きます。
  • 頭皮にゼリーが付きますが検査後に拭き取ります。帰宅後に洗髪をお願いします。
  • 事前にトイレはお済ませ下さい。
  • 当日の服薬は医師の指示に従って下さい。
  • 検査開始時間が多少前後する場合がありますがご了承下さい。

• 腹部超音波検査

  超音波を使い肝臓や胆嚢など、腹部臓器の形態や大きさ、腫瘤の有無などを調べる検査です。

  検査説明

  お腹にゼリーを塗り、探触子をあてて検査を行います。検査時、上半身は「みぞおち」まで衣服をあげ、ズボンや下着はへその下までさげて頂きます。

  検査時間

  約30分

  注意事項

  • 午前の検査は朝食を取らずに、午後の検査は朝食を軽く取りご来院下さい。
  • 検査当日はコップ1杯（約200ml）程度のお水でしたら、予約時間の1時間前まで飲んで結構です。
  • 検査予約2時間前に1度排尿して下さい。その後はなるべく排尿しないで下さい。
  • ワンピース等の上下がつながった服はご遠慮下さい。
  • 薬は医師の指示が無い限り服用して結構です。
  • 検査開始時間が多少前後する場合がありますがご了承下さい。

• 心臓超音波検査

  超音波を使い心臓の大きさや壁の厚さ、弁の状態など、心臓の機能を調べる検査です。

  検査説明

  胸にゼリーを塗り、探触子を胸に当てて検査します。検査時は胸が出るように服をめくり上げて、左側を下にし、真横になった状態で検査を行います。

  検査時間

  約30分

  注意事項

  • 胸を出しやすい服装でご来院下さい。（ワンピース等の上下がつながった服はご遠慮下さい。）
  • 足首に電極を付けますので、脱ぎやすい靴や靴下でご来院下さい。（ストッキング、タイツ等はご遠慮下さい。）
  • 検査当日はお食事の制限はありません。
  • 検査開始時間が多少前後する場合がありますがご了承下さい。

• 頸動脈超音波検査

  超音波を使い脳に血液を送る血管の狭窄、閉塞を調べます。

  検査説明

  首から鎖骨周辺にゼリーを塗り、探触子をあてて首の左右にある頚動脈の状態を検査します。

  検査時間

  約30分

  注意事項

  • 可能な限り、首元が出やすい服装でお越し下さい。
  • 検査当日はお食事の制限はありません。
  • 検査開始時間が多少前後する場合がありますがご了承下さい。

• 下肢静脈超音波検査

  超音波を使い太ももから膝の裏までの静脈の血液の流れと血栓の有無を調べます。

  検査説明

  足にゼリーを塗り、探触子を当てて検査を行います。検査は仰向け、うつ伏せで行います。

  検査時間

  約30分

  注意事項

  • 足全体の検査を行うので、検査中はズボン、スカート、ストッキングを脱ぎ、下半身は下着1枚になって頂きます。（上半身の服は脱ぎません）
  • 検査当日はお食事の制限はありません。
  • 検査開始時間が多少前後する場合がありますがご了承下さい。

• 生化学自動分析装置

  採血した血液に含まれるさまざまな成分を分析して、異常がないか、どの部分の疾患かなどを推測する検査です。肝臓病、高脂血症、腎臓病、糖尿病など様々な病気の診断、治療の判定などに繋がります。

• 血液ガス分析装置

  血液中に溶けている酸素や二酸化炭素などの量を調べる検査です。肺と血液との間で酸素や炭酸ガスのやり取りに異常がないかを調べ、治療に役立てます。

• 全自動血球計数器

  白血球、赤血球、血小板の数を調べます。貧血、白血病、出血傾向など血液疾患の診断に役立ちます。

• 尿自動分析装置

  尿中の蛋白質、糖、潜血などの反応および尿中有形成分（細胞、結晶、細菌など）の検査を行い、腎機能を調べます。また、糖尿病などの検査としても大変重要です。

• 尿素呼気試験

  息を吐いて、ヘリコバクター・ピロリ菌感染の有無を検査します。

  検査説明

  検査薬を服用し、服用前後に息を採取バッグに吹き込みます。

  検査時間

  約30分

  注意事項

  • 検査前日の夕食は、午後10時までに済ませて下さい。それ以降は食べないで下さい。また、アルコールは絶対に摂取しないで下さい。
  • 検査当日は、水のみ予約時間の2時間前まで飲んで結構です。
  • 検査当日は、たばこを吸わないで下さい。
  • 妊娠の可能性のある方、又は授乳中の方は医師にお申し出下さい。
  • 薬は医師の指示が無い限り服用して結構です。
  • 検査開始時間が多少前後する場合がありますがご了承下さい。