SENSOJI HOSPITAL
院長ご挨拶
社会福祉法人 浅草寺病院は浅草寺が母体の病院です。
浅草寺病院は、明治43年(1910年)に浅草地区を襲った水害の被災者を救護するため、浅草寺が境内にあるお堂を開放し、被災者を収容したことからその歴史が始まります。
以後100年以上の歴史があり、今後もこの浅草をはじめとする台東区の地域医療のため努力をして参ります。
病院は浅草寺本堂のすぐ裏に位置し、言問い通りに面しております。周辺は浅草寺の参拝客の方々や観光客の方々、地域にお住いの方々で毎日賑わっております。
浅草寺病院は観音さまの大慈悲(だいじひ)のみこころにそって、
思いやりの精神のもとにあたたかい医療を提供します。
浅草寺病院では上記の基本理念に従い、浅草寺のご本尊であります観音さまの抜苦与楽(ばっくよらく)の精神を実践する場として事業の運営を行っております。
また診療については、「街のかかりつけ医」として、外来診療から一般病棟での入院治療、長期の療養をしていただく療養病棟と患者さまのニーズや医療レベルに応じた医療サービスの提供に努めております。
当院では、台東区にお住いの方々が、地域の行政や他の医療機関と連携し、住み慣れた地域で生活を継続しながら、安全・安心な医療サービスを受けることができるようにサポートしていくことが使命と考えております。
今後も無料低額診療事業の継続や地域の医療・福祉活動に積極的に取り組み、病気や生活のことが相談できる身近な病院を目指して、スタッフ一丸となり努力して参ります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
※ 抜苦与楽(ばっくよらく)とは仏や菩薩が衆生(しゅじょう)の苦しみを抜いて福楽を与えることをいいます。
※ 衆生(しゅじょう)とは人間も含めた生き物すべてのことをいいます。