地域包括ケア病床とは、治療や検査が終了した後、すぐに在宅や施設へ移行するには不安のある患者さまに対して、しばらくの間、入院療養を継続し在宅へ向けての『準備を整える』ための病床です。ご自宅等への退院準備をしっかり整え、安心して地域へお戻りいただけるようお手伝いをすることを目的としています。
在宅復帰支援計画に基づき、主治医、看護師、リハビリテーションスタッフ、医療福祉相談員等が協力し、効率的に患者さまの在宅復帰に向けた準備・相談を行っていきます。
なお、保険診療の都合上、入院期間は地域包括ケア病床に入室後、６０日が限度となっております。

地域包括ケア病床に入院された場合、入院費は他病床と異なり「地域包括ケア入院医療管理料2」を算定致します。
入院費は定額で、入院基本料・リハビリテーション・投薬料・注射料・検査料・画像診断料等の費用が含まれております。（食事代の費用など保険診療給付対象外の費用は含まれません。）高額療養費制度で限度額が定められておりますので、一般病棟の場合と同様に負担上限額は変わりません。

浅草寺病院　医療福祉相談・連携室までお気軽にお問い合わせください。
TEL 03-3841-3353（直通）　FAX　03-6231-7716